にきび解消美顔クリニックおちあい 間違いだらけの化粧品知識コーナー
(下記の内容は、平成12年〜平成13年に当社で神戸新聞に掲載しました。)

紫外線(UV)量が昔より増えているって本当ですか(vol.10)
本当です。オゾン層が宇宙から届く有害な紫外線をカットする働きをしていますが、近年の自然環境の悪化によりオゾン層が破壊され、地上に届く紫外線量は増えています。オーストラリア等の国では子供も大人もサングラス、日焼止め等で紫外線を防御するのが常識と言っても良いスタイルでの生活をしています。美容目的のみならず、紫外線の防御は絶対に必要です。

紫外線(UV)は殺人光線と聞きますが本当ですか(vol.11)
紫外線量の所で説明しましたが、オゾン層の破壊により地球のバリア機能が低下し、紫外線C波という光線が届く可能性があります。これは殺人光線とも呼ばれています。今地上に届く紫外線A波とB波は、ビタミンDを生成するのに紫外線は必要とされてますが、これらは日常光で十分です。とすれば、人体が紫外線の体内進入を防ぐメラニンを持つ事でわかるように、防御が必要不可欠です。

紫外線を直接浴びるとどんな肌トラブルを起こしますか(vol.12)
地上に届く紫外線、A波とB波とがあり、A波は肌を赤くしホテリや肌色を黒くし、更に活性酸素を増加させ肌老化、シミ、シワを増やし将来的に皮膚ガンの要因を生み出します。B波は直接、細胞の核(DNA)を破壊し、細胞は破壊されても修復する力はありますが何度も繰り返されると遺伝情報を狂わせガン細胞を作るきっかけとなります。紫外線は、カットするものと認識しましょう。

どんな日焼け止めを選べば良いですか(vol.14)
紫外線A波、B波のいずれも全て遮断でき、長時間効果のある物が理想です。SPFやPAという言葉を耳にしたりしますが、SPFとはDNAを破壊するB波のカットする時間を表す数値で、PAとは肌を赤くしたり活性酸素を作り出すA波のカット量を示す記号です。数値の大きい物、+記号の多い物がいいとされがちですが、この反射材には肌への悪影響もあるので、状況によって使い分けましょう。

色素沈着(しみ)はどうしておきるのですか(vol.21.22)
紫外線から守る為メラニンが肌の色を黒くして光線の侵入を防いでいます。この時に新陳代謝(ターンオーバー)が正常に行われずメラニン色素が残ってしまう事で色素沈着になります。健康な肌は新陳代謝が繰り返される時に色素もなくなるのですが、お手入れ不足、体調不良時は色素沈着しやすくなります。
しみは過度なスクラブ洗顔、ピーリングでもおきます。それは、これらを慢性的に行うと肌は常に刺激を感じ、メラニン色素が盛んに分泌され肌の色を変色させます。また角質が剥がれて薄くなり肌を保護する働きも低下します。その為、紫外線が肌内部に入りやすくなり細胞にダメージを与えます。肌への刺激と無防備な日焼けは新陳代謝が滞り肌の老化、しみに繋がります。


水分が大切だから化粧の最後に真水をつけます。(vol.31)
それはおやめ下さい。その瞬間は湿る事で水分補給できたように感じますが、水は、体温で直ぐに蒸発します。唇をなめていると唇がカサカサになった経験はないですか?これと同じで、水は蒸発する時には肌本来の水分まで一緒に引っ張って蒸発し乾燥させるのです。乾燥は肌トラブルの原因となります。直ぐにやめましょう。保湿成分のある化粧品だからこそ肌の水分を逃さないのです。

洗顔だけで、肌はきれいになるんですよね(vol.32)
洗顔だけで良いと言うメーカーに水分保持や肌のバリヤ機能が必要ないか聞いて下さい。必ず「必要です!」と答えが返ってくるはず!「この洗顔には他の機能をも満たす成分も入っている」とはいうものの、肌年齢によっては「洗顔以外の必要性」も説明されるはずです。本当にあなたの肌を美しくするには、その肌状態によって判断すべきです。簡単だけを優先するのは要注意!!

化粧水で水分補給するだけでいいですよね(vol.33)
感触的にそう思われやすいですが、化粧水をつけるだけでは困難です。皮膚は単純な分子構造の水(H2O)でさえ侵入させません。毛穴から入るわずかな量を吸収しているにすぎません。バリア機能として働く基底層で作られた細胞は、水分を蓄え14日間かけて表皮にまで至り、肌の潤いとなる水分としての皮脂膜となりますが、皮膚につけた水分が細胞に至るとは考えれません。

角質は余分な物なのでない方がいいんですよね(vol.41)
余分な角質、古い角質(働きの終わった角質)は除去するお手入れも大切ですが、角質があることで体内に異物が入るのを防いだり、肌内部の水分が蒸発しないように保護する働きもします(バリア機能)。角質を除去するピーリングやスクラブ洗顔、顔剃りのし過ぎは角質層を傷つけバリア機能を低下させ、肌トラブルの原因を作っています。必要な物と不必要がある事を認識しましょう。

レモンパックは本当に美白効果があるのですか?(vol.51)
絶対にしないで下さい。柑橘類にはソラレンという紫外線を普段より肌に吸収させてしまう成分が含まれる為、より強力なメラニン(シミを濃くする)を作ります。またビタミンCは肌表面から浸透するのが非常に困難です。ビタミンCは口径摂取したほうが有効です。
<美肌三大要素@汚れを除去A水分バランスを整えるBバリア機能を高める>

メイクをするとニキビになるのでしない(vol.75.76)
メイクをしても増えません。日中のメイクや汚れをクレンジングや洗顔できれいに落とせてない時に増えます。ニキビの原因に毛穴が塞がると繁殖して悪化する事が考えられ、毛穴は紫外線で肌が硬くなったり、洗顔後の乾燥、遊離脂肪酸(分泌される数種類の皮脂、汗がミックスされた物)等の影響で塞がります。美肌三大要素を心がけ、メイクで紫外線と乾燥から守る事が大切。
余分な汚れの除去(毛穴を塞がない)と雑菌の繁殖させない弱酸性の肌が不可欠です。美肌三大要素の厳守が弱酸性に保たれた理想の肌づくりです。思春期を迎えた肌には皮脂膜ができ、肌の保護を担っていますが、現代人の生活環境ではこの膜を作るのが困難と言えます。その故、メイクで紫外線と雑菌の付着繁殖を抑え、肌の保護が必要なのです。

敏感肌の化粧品はピリピリして使えない。(vol.81.82)
手をけがしたとき、傷口は水でもしみますよね!そうです敏感肌には一時刺激性敏感肌と呼ばれるタイプがあり、アレルギーではなく肌が傷つき過剰反応しているのです。まず健康な肌、美肌三大要素が整った状態に戻すことが最優先です。                      
もう一つのアレルギー性敏感肌は、生まれつき肌表面に近い表皮にまで神経細胞が出ていること等で正常な肌の人には感じないものまで異物と感じる人です。何が原因なのかを突きとめバリア機能を高めるお手入れをして下さい。(相談・診断を)                  <美肌三大要素@汚れを除去A水分バランスを整えるBバリア機能を高める>

無添加化粧品が一番安全ですか?(vol.91
そうとも言えません。常温で、なまものを置いていれば、一日で腐敗します。一般にセルフで販売される物はどんな物でも商品を安全に安定させる為に何らかの物を混入します。これを考えれば指定以外の防腐剤が配合されている可能性が考えられますので必ずしも安全とは言えません。

柔軟化粧水はアルカリ性だから肌に悪いと聞いたのですが(vol.92)
正常な肌は弱酸性が理想、弱酸性であれば汚れや雑菌から肌を保護してくれます。が、汚れを浮き上がらせるにはアルカリ性の方がいいのです。柔軟化粧水を使った後に弱酸性に戻す化粧品をすぐにつければ肌にダメージはありません。                      <美肌三大要素@汚れを除去A水分バランスを整えるBバリア機能を高める>

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