“美しい肌”とは一体何なのか?と、大上段に構えるつもりは毛頭ないのですが、
扇情的な各メディアの広告を見るにつけ、プルプル肌・ツヤツヤ肌・ピカピカ肌等々の
マンガの擬音のような意味不明な造語が氾濫し、一般の消費者だけでなく多くの
美容に携わる業者がイメージ先行でビジネスを行なっている事に憤りをおぼえる毎日です。
美しい肌になることを求め、あるいは末永く美しい肌を維持する為に、消費者は様々な
商品を購買し、色々な美容法を試し、エステサロン等に通うのですが、当の販売員・ エステシャンの多くが、“美しい肌”というものをキチンと理解していないのが実情です。
この事は販売員・エステシャンをかかえる多くの化粧品店・サロンが、限界を超えた肌トラブルを
一向に解消できないでいる事からも証明されています。
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■最初に結論をお伝えします。
“美しい肌”=“正常な皮膚の状態”です。
極々当たり前の事の様に思えるかもしれませんが、これが普遍的な真実です。
普遍的という事は、人が人である限り、世界中のどこであろうが、いかなる人種であろうが、
“正常な皮膚の状態”であれば、それがつまり“美しい肌”なのです。
そして、それは年相応のものであることも忘れてはなりません。
よく、“生まれたての赤ちゃんのような肌”とか、それに類似するような大変耳に心地良い、
化粧品やエステ・美容機器の宣伝・広告等を目の当たりにしますが、70代でシワ一つ無く
赤ちゃんのような肌をした方がいない事からもそれが詭弁以外の何物でもない事が
ご理解頂けると思います。
もちろん実年齢よりも若く見える方は大勢いらっしゃいますが、決してそれは赤ちゃんと
同じ状態の肌では無いことは当然です。
幼児期・思春期と成人の肌の状態は、全くと言って良いほど違います。
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★“美しい肌”=“正常な皮膚の状態”は普遍的な定義です。
世界中のどこであろうが、いかなる人種であろうが、“正常な皮膚の状態”であれば、 それがつまり“美しい肌”なのです。
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★“美しい肌”は年相応のものです。赤ちゃんと同じ肌の老人はいません。 しかし、実年齢よりも若く見える肌を獲得する事は可能です。
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| ●生まれたての赤ちゃん |
●お年頃のお嬢さん |
●人生の円熟期 |
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たしかに、「赤ちゃんのような肌」をした中年女性や老人はこの世にいません。
ただし、この誰もがきれいな肌を考える時に思い浮かべる「赤ちゃんのような肌」を 理解すれば、自ずから“きれいな肌”とはどのような状態であるか明解になりますし、 きれいになる為の方法論も導き出され、つまりはきれいになる事ができるのです。
きれいになるのは、実はそんなに困難な事ではないのです。
赤ちゃんや子どもさんの肌がきれいなのは何故なのか?
もちろん、老人と赤ちゃんでは、体も肌も老化状態でみれば同じではありませんが、
人の体は赤ちゃんも大人も構造的にはほとんど同じですから、ここを先ず理解しますと、
キレイになれるのも不思議ではありません。
●きれいな肌とは正常な皮膚のことであり、皮膚は体の一部です。
人の体は60兆個の細胞で成り立ち、心臓は心臓の働きをする細胞、脳は脳の働きをする細胞、
骨や血液も細胞で成り立ち、その一番外側の臓器が皮膚です。
正常な皮膚の一番外側、手で触れられる部分は 角質層又は角質細胞と呼ばれていますが、
極めて薄くできていて、角質細胞が生み出される表皮の最下層の基底層を含めても
0.2o程度の厚さでしかありません。(資料写真参照↓)
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| *解りやすくする為に、細胞組織に着色料をつけています |
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そして角質細胞の上を皮脂と呼ばれる極く薄い脂膜がおおっていて、 弱い酸性を保ち、
外界から異物やウィルス・微生物が侵入・付着しても、それを無害化する働きをしています。
角質層は体から水分が漏れたり蒸発するのを防いでいます。
又、表皮全体としては紫外線に対する防護機能を持っています。その為に表皮基底層には
メラノサイトとケラチノサイトという2種類の細胞があります。
つまり、私達の体が健康で正しく機能するためには、皮膚の最上部である角質細胞も正常であり、
キチンと皮脂でおおわれていなければなりません。
この状態を維持・持続させることが美しいお肌づくりの基本なのです。
●皮膚にとって困るのはこすることです。
こすると角質細胞は簡単に剥がれ、さらに次から次へと剥がれてしまいます。
従って素人のマッサージは考えもので、皮膚の剥奪を意味する ピーリングは論外のケアーです。
皮脂は汚れがつき易く、汚れを落とすために洗顔しますが、洗顔により大切な皮脂も
洗い流されてしまいます。
流された皮脂の再生には時間が必要です。場合によっては12時間以上要する方も
多くいます。
皮脂がないと皮膚の保護力が無くなるだけでなく、角質層の大切な水分が失せ、ささくれ、
剥がれ落ち、時にはかゆみを起こすきっかけとなります。
そのために、その方の肌質・体質に合った洗顔剤と洗顔方法が大切なのです。
●きれいな肌とは正常な状態の皮膚のことです。
正常な皮膚とは角質層が正常に出来ていて、その上部が皮脂で被われている状態であり、
これこそが赤ちゃんや子供さんの初々しいお肌の状態なのです。
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| 表皮のターンオーバー |
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通常であれば、平均約2週間をかけて、基底細胞で 生まれた表皮細胞が、だんだんと表面に押し出され てきます。
そして表に達した時は細胞核も消滅して、ケラチン のかたまりになります。 それが角質層です。
角質層は約2週間後に垢になってはげおち、新し い角質層に代わります。
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ところが、人は宿命として加齢します。
加齢と共にお肌や体の水分量は減少し、慢性的乾燥肌になったり、お肌にとっても
アクシデントや刺激が絶えず襲い、その上、間違った情報によるスキンケアーを行ったり、
何もしなくても肌は自らきれいになれると信じ込み、加齢することを忘れて、洗う以外
何のケアーも行わない人達も多くいます。
きれいになりたい目的で、化粧品を購入する場合は、ご自分の年齢・体の調子・肌の調子を知り、
これに合った化粧品とは、のびやつきのフィ−リングではなく、何と何が正常な皮膚を
維持・持続する上で必要なのかを知り、これを補充することです。
計測器で水分測定をして水分量が少ないからと、水分補給の為、化粧水や美容液その他を使って、
使用の直後は良かったとしても、真から“きれいな肌”にはなれないものです。
水分量が不足、脂分が不足といっても、人によってその原因は異なります。
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